40代式守伊之助が2018年5月に不祥事で辞職して以来、七月場所・九月場所と本場所2回も立行司不在が続いていますね。
素人考えではすぐに序列の次の行司さんに決まるのだろうと思っていましたが、なかなか決まらないのは何か理由があるのでしょう。
今回は、
- 41代式守伊之助の候補は誰?
- 立行司が序列ですぐに決まらない理由
- 式守伊之助になるための条件とは
これらについて調査してまとめました。九月場所が終わっての2018年9月27日の理事会で41代式守伊之助についての発表があるのかも気になりますね。
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41代式守伊之助の候補は誰?式守勘太夫か木村玉治郎か
立行司の最高位、木村庄之助、と式守伊之助が何故か不在の大相撲。横綱稀勢の里と遠藤の、懸賞金たっぷりの一番を裁くのは、6代目木村玉治郎。手付き不充分の遠藤の立ち会ひに3度の待った。ちゃんと手、つかんかい!こちらもイラつくが、昔の大相撲の映像見ると、大横綱もロクに手付いてねんだよな(^^)
— 瀬戸芳春 (@setoyoshiharu) 2018年9月18日
2018年5月末に40代式守伊之助の辞職願が受理され空位になりましたが、それ以前の3場所出場停止の際には11代式守勘太夫が結びと結び前を合わせていました。
【それについての記事はこちら】
これは行司の序列的に勘太夫が1番上だったからと思われます。そして私的にはそのまま41代伊之助に昇進するんだろうなと思っていたんですよ。
でも2018年9月26日時点ではまだ決まっていません。
今のところ41代伊之助になるチャンスがあるのは順当に行けば「三役行司(さんやくぎょうじ)」という人たちで4人います。
- 式守勘太夫(しきもり・かんだゆう)
- 木村玉治郎(きむら・たまじろう)
- 木村容堂(きむら・ようどう)
- 木村庄太郎(きむら・しょうたろう)
私は個人的に木村玉治郎さんのファンなので、41代伊之助になってくれたら相撲中継も楽しいなぁ♪なんて思ってます。
別に式守勘太夫さんがキライなわけではないのですが、独特の結びの触れがツボに入ってしまうんですよね(笑)「これにて本日の~打ちどぉ”ほ”めぇ”へ”~~~」みたいな。
ちなみに木村であっても式守伊之助にはなれます。
さらにプチ情報ですが退職された40代伊之助は相撲博物館で働いていらっしゃいます。
元式守伊之助さんの記事載っていた。
6月から相撲博物館の嘱託職員に採用され、大相撲の資料整理の仕事を行っているそうです。 pic.twitter.com/Doy0ivdAwq
— にゃお すぎ (@niziirowan) 2018年7月21日
立行司が序列ですぐに決まらない理由
大変な嵐が予想される明日の会議。もう一つ大事な協会の会議あり。先誕生日を迎えたばかりの勘太夫さんが41代を襲名し立行司として番付に乗り先代が着る筈だった立派な装束で土俵を勤めて頂きたいものです。 pic.twitter.com/bjn2d2fRWq
— Shinichi Miyazawa (@kuiying) 2018年9月26日
行事の昇進は必ずしも序列でなければならないわけではなく、これまでには後進が先に昇進した例もあります。それでも年齢や位の上下はかなり厳しいみたいですね。
現に今の式守勘太夫は40代式守伊之助より1歳上で、40代伊之助が定年まで勤めていたら最高位の木村庄之助にはなれないはずだったんです。だからある意味では勘太夫にとっては木村庄之助も目指せるチャンスが出てきたとも言える状態。
かと言って「空きました、上がります」とはいかないのも事実。
式守伊之助になるための条件とは
式守勘太夫は2018年の一月場所で行司差し違えをしています。差し違えはけっこうなペナルティとなり、昇格レースにおいては減点です。
九月場所では式守勘太夫、木村玉治郎が「立会い不成立では?」という意見が出るような感じでしたし・・・。
実はハッキリ「この条件を満たせば式守伊之助に昇格」とは決まっていません。しかし概ねこのようなことを考慮して昇進が決まります。
- 行司差し違えがないこと
- 土俵下に落下や進行の不備など失態がないこと
- その他普段の態度に問題がないこと
相撲ファンからもいろんな意見が出ていますね。
稀勢の里問題が片付いたので、そろそろ「今の式守勘太夫に結びとか結び前を務めさすの凄え力不足感が否めない、ていうか今後この人が木村庄之助を襲名するの?不安しかない問題」の話しようぜ
— 彩城しもん / フリT (@saijoh) 2018年9月22日
あくまで悪いのは行司と審判であり、白鵬を責めるのは筋違いなのは分かる。
とはいえ、一部の力士は式守勘太夫であれば呼吸と雰囲気だけで立会いが成立することを知っている。観客の目も節穴じゃない。
彼は式守伊之助の代役の地位だったと思うが、秋の階級変更は慎重にお願いしたい。 #大相撲 #sumo https://t.co/pYdffWYaka
— 秘境ブックマーク (@shirosatown) 2018年9月19日
うーん…式守勘太夫差し違え…昇進前なのにちょっとこれではなぁ。年功序列じゃなく飛び級で他の方に立行司になってほしい。辞めたから伊之助さんじゃないけど元 立行司は差し違えちょいちょいあったけどまだきちんと見ているほうだったから、本当残念。 #sumo
— 涼子@新米ママ (@seigo0406r) 2018年7月19日
もしかすると2018年9月27日に予定されている理事会後に41代式守伊之助についても情報が出るかもしれませんので注目です。(行司も番付編成会議で序列が決まります)
今回のまとめ
- 41代式守伊之助の候補は三役行司の4人
- 通常は年功序列で昇進するが、飛び級も無きにしもあらず
- 伊之助昇進の条件はハッキリ決まっていないが、差し違えがない、土俵上での失態がないことなど
立行司の不在が長く続いている状態をそのままにしておくのは良くないと思います。私も秋場所(九月場所)後に発表されるかなと思っていましたが、貴乃花親方の騒動もありちょっと分からなくなってきましたね・・・。
相撲協会は果たしてどうするのか?2017年からずっと問題だらけなのでそろそろ本気を出してもらいたいものです。
【貴乃花親方の引退騒動で弟子たちの行き先は?】