古賀淳也選手の浮き上がりの秘密!実戦で世界初の技術とは?

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背泳ぎの接戦


世界水泳ブダペスト2017がいよいよ7月20日(木)から開幕です! 

私が注目している選手の1人が背泳ぎの古賀淳也選手。 


背泳ぎは入江陵介選手が有名ですが、古賀淳也選手はある技術を持っておりそれが注目されています。 


その技術が「浮き上がり」というものです。 


背泳ぎは水中からスタートするので浮き上がりと呼ばれる最初の一かきがとっても重要です。 


今回は古賀淳也選手の浮き上がりの秘密をまとめて行きたいと思います!! 

水泳キッズはぜひ参考にしてくださいね! 



普通の背泳ぎでの浮き上がりをおさらい

背泳ぎは水中からスタートし、バサロキックで浮き上がりの直前まで進みます。 

バサロが上手ければかなりスピードに乗ることができるんですが問題は浮き上がりですね。 


最初の一かきが良くないと水の抵抗をモロに受けてかなりロスが出てしまいます。 

この浮き上がりでいかにロスを少なく、むしろ加速できるかどうかがトップ選手には必要な技術になってくるわけです。 


普通なら最初の一かきは手を大きく回し、体の横を通るようにかきます。 

この時に浮き上がる瞬間に上手くタイミングを合わせる練習をしたり、抵抗を減らすために体をひねったりしてロスを減らし加速に持っていくようにするのが一般的ですね。 


それでは古賀淳也選手の浮き上がりは何が違うのか解説しますね! 


古賀淳也選手の浮き上がりはかなり珍しい!


潜水泳法


古賀淳也選手の浮き上がり方法は報道ステーションで特集されていました。 


古賀淳也選手の浮き上がりが普通と違うところは、最初の一かきを体の上を通るようにしてかくんです! 

イメージとしては最初の一かきだけ逆回しするって感じです。 


一かき目が左手なら右側に倒して体の上を通り、空中を回って頭の上に戻ります。 

そしてその左手が水をかいて加速すると同時に反対の右手が二かき目に入るイメージ。 


一かき目の推進力に乗って二かき目もスムーズに入ることができているように思いますね。 



このやり方で古賀淳也選手は抵抗を最小限にすることができる上に、浮き上がる時に加速までできているんですね! 


このやり方は早く浮き上がれると研究結果が出ていたらしいですが、アメリカでも誰もやっていなかったとか。 

古賀淳也選手自身もアメリカのコーチにやってみたら?と言われていたものの、やりづらかったとおっしゃっていますね。 

だからご自身でやり方を改善し、今の技術を獲得したんだそうです。 


人から教えられた方法だけでなく、どうやったら自分に合うように工夫できるか。

そこまで考え身に付けた技術ですからすごい強みですよね!! 



しかし言葉ではなかなか伝わりづらいな・・・と思っていたところ、 

なんとツイッターに動画をあげてくださっている方がいらっしゃいました! 




報道ステーションでこんなに秘密を明かしてくれる古賀淳也選手もすごい太っ腹ですよね! 

ツイッターにもご本人がリプしてますが「みんなに速くなって欲しい」と! 


世界レベルの選手は器の大きさもケタ違いだなと本当に感動しました。 

私なんかおやつを家族に取られないように隠しているレベルでホント恥ずかしい限りです(笑) 

もしかしたら古賀淳也選手は自分が引退した後も、後進のために力を尽くそうと考えているのかもしれませんね。 


まとめ

背泳ぎで早く泳ぐにはバサロと浮き上がりにかかっているとも言われます。 

選手は早く泳ぐためにさまざまな努力をするわけですが、古賀淳也選手のように全く新しい技術はまさに誰もが知りたいことだったと思います! 


特にこれから世界を目指す若い選手の方はとても参考になりますよね♪ 


では今回のまとめです! 

・古賀淳也式浮き上がりは一かき目が最大のポイント!


選手の方は何度も練習して、ぜひ自分のものにできるようにがんばってください!! 




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