手足口病は潜伏期間でもうつる!兄弟で感染しないための3つの方法!

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病院


今年は手足口病の当たり年となっていますね。 

奇数の年に流行する傾向があると言われていて前回は2015年に大きな流行がありました。 


現在は38都道府県で警報基準値(5.0人)を上回っており注意が必要です。 

2017年の特徴は例年より早い時期から患者が増えていること! 

夏に患者数が増える傾向があるので夏休みの時期はまだまだ注意する必要があるんです。 


私も小学校5年の夏休みに手足口病にかかったことがあり、私の場合は手足に発疹が集中した記憶がありますね。 

口の中にできると食べ物も食べられなくなるって聞いてめっちゃ怖かったです。 


実は手足口病は潜伏期間があり、発症していないその間でもうつる可能性が!

兄弟の誰かが感染すると一網打尽になっちゃう!と心配な方のために、兄弟や家族でうつさないための方法を徹底レクチャーしますね(^^) 

また最近は幼稚園・保育園や小学校でも病気の感染はトラブルの元になるので、しっかり覚えておいてください! 



手足口病の潜伏期間は?




手足口病の潜伏期間は3~5日です。

潜伏期間中は症状が出ないため感染に気がつきません。

それでも手足口病のウイルスは感染力が強いため、知らずに他の人にうつしてしまう恐れがあるんですね。 


とてもやっかいなヤツですよね! 

たびたび臨時休園をするほど幼稚園・保育園で流行ってしまうことがある原因はこれです。 


手足口病は予防接種も無いし、感染しちゃいけない!って心配する病気ではないです。 

特効薬は無く自然と治る病気なんですけどできれば感染はしたくないですよね( ̄◇ ̄;) 


せっかくの夏休みに遊べないで家にいなきゃいけないとか最悪だし! 


手足口病の感染経路は?

手足口病はウイルスによるものなのでインフルエンザに似た感染経路です。 

具体的には3つの感染経路が考えられます。 

・せきやくしゃみを吸い込むことによる飛沫感染 

・ウイルスが付いた物などを触りその手で口などを触ることによる接触感染 

・感染者のオムツ替え時に手についたり吸い込んでしまうことによる糞口感染 



インフルエンザやノロウイルスに似てますよね。

この特徴が兄弟、家族でうつさないための方法につながってくるので覚えておいてくださいね! 


子供どうしや兄弟で感染しやすい理由


子供たち


手足口病がなぜ幼稚園・保育園で爆発的に流行ったり、兄弟でうつりやすいのかというと子供ならではの理由があるんです。 

・子供どうしや兄弟は遠慮なしの接触が多い 

・手洗いなどの基本的な衛生が不十分なことが多い 

・原因ウイルスにかかったことが無いことが多いので発病自体しやすい 



どうしても大人よりも人と人の距離が近いし、鼻水や唾液を触った手であちこち触ることもどうしてもありますからね(笑) 

そのせいで子供の手足口病が多いんですね。 


大人が感染する場合は家族(お子さん)からうつることが考えられますね。 

長い時間家に一緒にいますし、お子さんも容赦なく口や鼻に指を突っ込んできたりしますよね(笑) 


疲れが溜まっていて抵抗力が落ちたりしていると大人も感染してしまいます。


正直、幼稚園・保育園では完全に感染を防ぐことは難しいです。 

たくさんの子供さんをすべて管理するのは無理ですからね。 


そのためにも家庭で早めに気づいて対処する、うつさないように対策を取るのが重要なんです! 


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手足口病を兄弟や家族でうつさないための3つの方法!


薬剤師のイメージ


手足口病を兄弟や家族でうつさないようにする対策はノロウイルスの予防方法をマネすると良いです。 

最近はノロウイルスもメジャーになってきているので知っている方も多いと思います。 


ノロも手足口病もこれで予防できるので、ぜひもう一度おさらいしてしっかり覚えましょう! 



[手洗い・うがいをしっかり行う]

やはり基本は手洗い・うがいの徹底ですね。 

なんだよ、またそれ?って思っちゃいますが感染予防には絶対です。 


洗面所のタオルは家族で一緒のものを使うことが多いと思いますが、感染が分かったらタオルも分けたほうがいいです。 

症状が出るまで気づきにくいのでなかなか難しいですが、お子さんの様子をよく観察して風邪のような症状が出たら気をつけるようにすることをオススメします。 
(手足口病は37~38℃の発熱が出ることが多いため) 



[感染したらお風呂も別々に入る]

手足口病になった人がお風呂に入ることは問題ないんですが、同じ湯船に入ったり同じタオルを使うとうつってしまう可能性がグッと上がってしまいます。 


でも手足口病は夏に多い病気なので汗もかくのでお風呂は入らせてあげたいですよね。 

その場合はシャワーをサッと浴びる程度にすることをオススメします。 


私が手足口病になった時は汗でかゆくなって掻き壊してしまったので、痛がって嫌がる場合を除いてシャワーはぜひ浴びさせてあげてください。 

せっけんとタオルで体を洗ったりすると水疱が破れて、そこから感染することにもつながるので優しく汗を流す程度にしましょう。 



[トイレはフタをしてから流す!]

手足口病は感染している時はもちろん、治ったあとも2週間~1ヶ月程度はウイルスが便に出てきます。

トイレを流す時に水の勢いでウイルスが飛び散るので、それを吸い込み感染する可能性があるんですね。 


そのため日ごろからトイレをしたら流す時はフタをすることを兄弟・家族で徹底しておくことをオススメします! 


赤ちゃんの場合はオムツ替えをした人は必ずしっかり手洗いしましょう。 


もし便が床や物に付いてしまったらノロウイルスと同様に次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター)で消毒することができます。 



以上が兄弟・家族で手足口病をうつさないようにする方法です! 

とってもノロウイルス対策と似ていますよね。 


普段から手洗い・うがいを身に付けてトイレはフタをしてから流すことを習慣にしておくと、手足口病とノロの対策が1年中できて一石二鳥です(^^) 


あと外からなるべくもらってこないようにするには幼稚園・保育園で感染が出ていないか先生やお母さん同士でコミュニケーションを取ることも大切だと思います! 

情報共有できれば早めに対策できますよね。 


まとめ

手足口病って地味にイヤなんですよね。 

私の場合は夏休み中にかかってそこまで重くならなかったので寝てるほどでもなかったんですよ。 

でも外に行ったり友達と遊べなくて1週間以上夏休みを棒に振りました・・(T-T) 

またウイルスによっては稀に重症化することがあるので気をつけましょう! 

お盆とか家族で出かける用事にカブッたりしたら最悪なので、できれば予防したいですね! 


では今回のまとめ! 

・手足口病の潜伏期間は3~5日、その間もうつる可能性はある! 

・子供が感染しやすいのは仕方ない、広げないよう各家庭で普段から対策を取っておく 

・普段から手洗い・うがいを身に付け、トイレのフタも閉めてから流すようにしよう! 

・症状が出たらお風呂はシャワーをオススメ! 



手足口病は軽いだけに本人は気づいてないこともあります。 

お子さんに発疹が出ていないかも気をつけてあげましょうね! 





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