エスプーマでなぜ事故が起こる?他にも要注意な調理器具がある!?

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エスプーマの料理


フランスで有名なブロガーの女性がエスプーマという調理器具を使用中の事故で亡くなったというニュース。 

驚くべきは家庭用の市販の調理器具での死亡事故ということですよね! 

これは誰にでも起こりうる可能性があると言えます。 


このエスプーマと言う調理器具でなぜ事故が起こったのでしょうか? 

事故の原因となりうる誤った使い方を調べました! 


実はあなたのおうちにもエスプーマと同じようなガスボンベを使う日本ではおなじみ調理器具や最近流行りの器具があると思います。 

ガスボンベが使われている調理器具の適切な使い方、ボンベの保管方法について改めてまとめてみたので、自分の家はどうなのかチェックしてみることをオススメします! 




エスプーマでなぜ事故が起きた?

エスプーマはオシャレで斬新な調理方法で最近注目されていますよね。 

食材を一瞬でムース状にすることができて、今までムース状には出来なかった食材も新たな食べ方ができるので革命と言われた器具であり調理方法です。 


いろんな外食産業でも取り入れられていて、身近ではスターバックスコーヒーのホイップがエスプーマで作られているそうです。 

他にも私はエスプーマのかき氷屋さんを見たことがありますね。 

限定にするほど人気でスゴイ行列になってました。 


そんな料理人にとっても食べる側にとってもメリットしかないような活気的な器具で、どうして死亡事故になってしまったのか気になりますね。 


エスプーマはガスを使う器具

エスプーマは密閉した容器内に食材とガスを充填し高圧状態にします。 

今回の事故は容器のフタに当たる部分がプラスチック製で、高圧に耐えられず爆発してしまったと言うことです。 

考えたら高圧のガスを入れる器具でなぜプラスチックを使っていたのかも疑問ですが、それはまだエスプーマがそこまでメジャーでなかったり、認知度の差や、メーカーのノウハウの蓄積不足などにもよるんじゃないかなと思いますね。 


今回の事故だけでなくフランスではこれまでにも失明や歯を折る事故が起きていたということで、特に2014年以前のエスプーマについては使用に注意するように呼びかけられています。 


日本では今のところエスプーマによる事故は起こっていません。 

そしてフランスでも2015年以降の製品については安全性が確認されていると言われています。 

ですがこれから購入する場合は製造年を確認すること、安くても中古品は特に製造年を確認することが重要ですね! 



さて今回の事故はガスを使った調理器具での事故ということで、私の頭にはすぐ家庭にもある調理器具が思い浮かびました。 

それはカセットコンロと炭酸水メーカーです。 

ガスが可燃性であるとかの違いはあるけれどボンベに密閉されている点では似ていますよね? 


カセットコンロなんて身近なだけに私もけっこう雑な使い方をしてるかも・・・。 

とちょっとヒヤリとしたので改めて正しい使い方を復習しておいて損はないはず! 

最近急速に流行りつつある炭酸水メーカーについても知識をもっておきましょう~。 


エスプーマとの共通点?カセットコンロの正しい使い方!


カセットコンロ


エスプーマとカセットコンロはガスが可燃性であるとかの違いはあるけれどボンベに密閉されている点では似ていますよね? 

それに2015年までの5年間に事故が917件、18人が亡くなっています。 

特にカセットコンロのガスボンベは可燃性ガスなので正しい使い方を復習しておくことは大事です! 


ではカセットコンロの正しい使い方をまとめてみますね。 

・ガスボンベが正しくセットされているかを確認 

・五徳がキチンとセットされていることを確認 

以上2つのポイントを使用前に確認しましょう! 



ボンベは切り込み(溝)をしっかり合わせてないとガス漏れの恐れがあります。 

また五徳はしまう時にひっくり返していることが多く、うっかり裏返しで使ってしまう恐れがありますね。 

五徳を裏返しで使うとカセットコンロ本体が高温になり爆発の危険があるので要注意です! 



その他やってはいけない使い方・注意点もまとめておきます。 

・カセットコンロを覆うような大きさの鍋などはNG!→本体が高温になり爆発の恐れ 

・2つ並べて使ってはいけない!→ボンベが高温になり爆発の恐れ 

・ストーブのそばで使わない!→本体が高温になり爆発の恐れ 

・狭い場所で使わない→一酸化炭素中毒の恐れ 


・ボンベは40℃以上の場所に置かない→爆発の恐れ 

・収納時は必ずガスボンベをはずす→付けたままはガス漏れの恐れ 



基本的にコンロ本体やガスボンベが高温になるような使い方はしてはいけないと言うことです。 

またボンベの保管は涼しい日の当たらない場所にしましょう。 

日が当たると一気に40℃以上にカンタンに達してしまいますので注意ですね! 



まさかと思うような使い方をして事故が実際に起きていますから、しっかり自分も危ない使い方はしないように気をつけないといけませんね! 

私はボンベをちゃんとしまっていると思ってたら思いがけず日が当たっていたことがあってヒヤッとしたことがあります。 

持ったら結構熱くなってて、爆発しなくて本当に良かったと思いました(汗) 


では続いては最近人気になっている家庭用炭酸水メーカーについてです! 


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エスプーマと似た構造!?炭酸水メーカーで水以外を炭酸にしちゃダメ!


炭酸水


自宅で水から好みの強さの炭酸水を作ることができる炭酸水メーカーが最近人気ですね。 

家飲みを良くする人なんかすごくいいですよね! 

私も友達の家で使わせてもらったことがあるんですけど、すごく便利で感動しましたね。 

これもガスシリンダーを使って水にガスを充填する器具ですから、取り扱いには注意が必要ですね。 


こちらもやってはいけない使い方をまとめておきます。 

・水以外のものを炭酸にしようとしない


炭酸水メーカーの注意点はこれに尽きますね。 

どうしてもみんないろんな飲み物を炭酸にしてみたくなる、魔の誘惑があるんですよね。 

ネット上やYouTubeでもやっている人を見かけますが、水以外を炭酸にしようとするとボトルから漏れたり圧力が高くなりすぎて破損する可能性があります。(もしかしたらボトルが飛んだりするかも・・・) 

水とは違って他の飲み物だと濃度とかが違いますからね。 

決してマネをしないようにしましょう。 


また炭酸水メーカーのガスは二酸化炭素ですが、空気よりも重いので床で小さな子やペットが寝ていると体調が悪くなることがあるそうです。 

そんなことになるとは想像付かなかったのでこれも気をつけてあげなければいけませんね。 


せっかく素晴らしい器具なのでしっかりと説明書を見て正しい使い方をしましょう! 


まとめ

家庭用調理器具での死亡事故ということでショックだったのと、自分にもあり得るかもと思って今回は記事を書きました。 

特に使い慣れたカセットコンロはつい適当に扱いがちですが、日本でも事故が多く起こっている器具なので本当に注意しなければいけないなと思いました。 


もし危ない使い方をしている人を見たら教えてあげてくださいね! 

今回のフランス人女性の事故は本当に痛ましい出来事ですが、改めて家庭内でも思いがけない事故があるということを思い出させてくれたと思います。 

ガスを使う器具だけでなく他の家電製品なども安全に使ってこそですよね。 


せっかく便利な器具は安全に便利に、正しく使っていきましょう! 




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