文民統制とは何かわかりやすく解説!シビリアンコントロールの意味も

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日記帳

選挙が本格化すると政治家からはさまざまな政策について演説がされています。

聞いていると分からない言葉がでてくることもよくありますよね。

理解しようと努力するものの1回ハテナが浮かんじゃうと前後の意味もわかんないし、そればっかり気になっちゃって他の話を忘れちゃったり。

責任ある有権者として私もしっかり政策を理解して選挙に行きたいと思っています。

だから分からない言葉はすぐ調べよう!

ってことで今回の分からないワードは「文民統制とは?」

文民統制とは何を意味するのかわかりやすく解説します!

文民統制とは?本来の言葉の意味

文民統制を辞書で調べてみると=シビリアンコントロールのことと書いてある辞書もあります。

さらにシビリアンコントロールを調べてみると、

政府の文民の指揮のもとに職業軍人である軍隊の最高指揮官が置かれなければならないという近代国家の原則。

軍隊の政治への介入から民主政治を守るために唱えられる。文民統制

引用:大辞林第三版

文民という聞き慣れない単語がまた出てきたのでそれも調べましょう。

[文民とは]

・〔civilian の訳語〕 軍人でないもの
日本国憲法は「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」とする。

・ 非戦闘員

引用:大辞林第三版

文民とは軍人ではない人のことを言い、したがって文民統制とは「政府の軍人ではない者が軍隊を指揮すること」と理解すれば良さそうですね。

そして文民統制=シビリアンコントロールということも分かりました。

太平洋戦争中は旧日本軍の暴走があったと言われています。

軍の偉いさんが総理大臣になってかなりの力も持っていました。

戦後その反省もあって軍の上「軍人ではないもの」さらに国民から選ばれた政府が指揮することで、必要以上に軍が力を持ちすぎないようにするというのが文民統制の意味であると私は理解しました。

本来の意味が少し理解できたところで、なぜ安倍総理が憲法9条に「文民統制」を明記すると言い出したのか考えてみたいと思います。

安倍総理はなぜ憲法9条に「文民統制」を明記すると言い出したのか

実はすでに現在の憲法と法律には文民統制について書かれた条文が存在します。

それが憲法66条です。

66条は内閣や総理大臣及び国務大臣の資格、内閣と国会の関係(議院内閣制)について規定されたもので、ここに総理大臣や国務大臣は文民でなければならないと決められています。

そして自衛隊法第7条に「内閣総理大臣が自衛隊の最高指揮監督権を持つ」と規定されています。

だから事実上、今のままの憲法と自衛隊法で文民統制の規定は整っていると言えるんですね。

それなのになぜ安倍総理は憲法9条に「文民統制」を明記したいんでしょうか。

いろいろニュースやTwitterで識者の意見を私が読んだ中で、なるほどと思ったのが橋下徹氏の意見です。

こちらがそのツイートです。

私がなるほどと思い、私の意見にも近かったのが橋下さんの意見。

今のままで文民統制については規定されているにも関わらず、法律の親分である憲法に「自衛隊の指揮官は総理大臣だ」と書くことは私もちょっと怖い気がしたんです。

「それって総理大臣が自衛隊に命令できるって”憲法”が保証するってことになるんだよな」

短絡的には総理大臣が戦争だって言ったら・・?ってチラッとよぎるんですよね。

もちろん日本は議会制民主主義だから総理大臣が言った→即戦争には絶対ならないんだけど。

衆議院で過半数を取っている総理大臣の所属する党が賛成したら自衛隊が戦闘地域に行く可能性も無くはないわけで。

憲法ではない法律であれば細かく暴走を防ぐ法律も作れるけど、憲法に書いちゃったらそれこそ大変。

法律の親分である憲法を制御する法律は作れませんからね。

「文民統制を明記する」安倍総理の意図とは?

新聞報道によると安倍総理の意図はこのようなものだそうです。

討論では、希望の党代表の小池百合子・東京都知事が「(自衛隊を憲法に)加えると、防衛省と自衛隊の関係はどうなるか。自衛隊のほうが上位に来るのではないか」と指摘。

これに対し、首相は「防衛省と自衛隊の関係は変わらない。シビリアンコントロールをしっかりと明記していけば、よりくっきりとしたものになっていくのではないかと考えている」と答えた。

引用:朝日新聞デジタル

安倍総理は以前から憲法9条を変えると言っています。

それは憲法9条に自衛隊の存在を書き加えることです。

これが小池さんが指摘するように法律で規定されている省よりも自衛隊が上に来ちゃうんじゃないの?という懸念があるわけですね。

「だから文民統制も憲法に書けばいいじゃん」

ということなんでしょうね。

モノは言いようってことなのかもしれないけど、それこそ両方憲法に書いちゃったらほぼ変えるのは難しいわけで。

今だって憲法を変えるのはけっこうなハードルがあるわけだけど、国民がイマイチ理解してなかったりする中で改正するのはやっぱり問題だよなって思います。

まとめ

政治家ってしゃべる能力がないと務まらないって私は思ってるんだけど、国民に分かりやすいようにしゃべらないのはたぶんわざとだと思う(笑)

国民も中には理解しようともしない人がいるのも事実。

だから国民全員が全部理解して賛成するって無理なんだけど、ちゃんと分かりやすいように説明して折り合いをつけるのが政治家の仕事じゃんと思います。

私も何とか理解すべく努力しようと思いました。

では今回のまとめです。

・文民統制=シビリアンコントロール

・文民統制とは軍人ではない人が軍の指揮権を持つこと

・文民統制を憲法9条に加えるのは良いか悪いかしっかり考えることが大切!

大人になると頭のスタミナが衰えてくるなと感じる今日このごろ。

仕事で疲れた頭には大変だけどニュースや新聞もちゃんと見ないとね!

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コメント

  1. アイ より:

    シビリアンコントロールの意味がよく分かりました。ありがとうございます。
    しかし新聞からの情報引用とは今時古いですよ?いい事も書いてあるのに勿体ないですね。気をつけて下さいね〜

    • Mika より:

      アイ 様、コメントありがとうございます。

      難しい政治のことは理解するのが大変ですが、私自身も関心を持っていこうと思っています。
      お役に立てたようでよかったです。

      また新聞の引用だけでなく他の媒体もしっかり見ていくようにします。
      アドバイスありがとうございました。