マダニの予防で大切なのは服装!虫よけスプレーも併用しよう

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マダニ


日本でも2013年ごろからマダニによる感染症で亡くなる方が出ていますよね。 

しかもマダニに噛まれている画像なんか見たら超怖い(´;ω;`) 

マダニって山にいるのかと思いきや、けっこう身近な公園や川の草むらなんかにもいるんですよ。 

だから気をつけないと噛まれる可能性は誰にでもあるんです。 


特に子供さんやペットのワンちゃん、ネコちゃんは草むらにガサガサ入ったりしますよね。 


日本での亡くなった例はほとんどが庭の草むしりや畑仕事、山へ行った後だと言われていますから、気をつけるべきは山のレジャーの時だけでは無いことが分かります。 


今回はマダニに噛まれない予防策として重要な服装について解説しますよ。 

ぜひマダニを甘く見ることなく、噛まれないために予防をしっかり行いましょう! 



マダニに噛まれるとどうなるの?




マダニは家のじゅうたんや布団にいる微小なダニとは違って、吸血前でも2~4ミリの大きさがあり見ればすぐ分かる大きさです。 

それがハサミのような口で皮膚を噛み切り、歯でガッチリ抜けないようにして食いつくんですよ(^^;) 

しかもセメントのように固まる物質を出して抜けにくくすると言った徹底振り! 


噛まれるとかゆみや腫れ、痛みや赤みがでる場合があります。

それだけなら全然怖がることも無いんですが、怖いのがマダニが媒介する感染症です。 


日本国内のマダニが原因になる病気は、 

・日本紅斑熱 
・ライム病 
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 



が主な病気になります。 


これもマダニに噛まれたら100%なるわけではありませんが、特に注意すべきは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。 

これが2013年に日本で初めて確認された病気なんです。 

ニュースでマダニで亡くなったと言った時はこれが原因ですね。 


マダニの数%が持っているSFTSウイルスに感染することによって発病します。 


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とはどんな病気?




SFTSウイルスに感染することで起こる病気です。 

感染後6~14日間の潜伏期間があると言われます。 

[主な症状]

・発熱 
・吐き気、嘔吐 
・下痢 
・腹痛 
・食欲低下 
・頭痛 
・筋肉痛 



一見するとインフルエンザみたいな症状ですよね。 

ただ重症化した場合は、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節の腫れ、皮下出血や下血などが起こり亡くなる場合もあるんです。 


治療は対症療法しかなく、有効な薬やワクチンはありません。


2017年7月26日時点で日本での感染例は280例あり、亡くなった方は58人いらっしゃるそうです。 

ほとんどが60~80代の方です。 


もしおじいちゃん、おばあちゃんとアウトドアに行ったり、よく農作業や庭の手入れをする場合は気をつけるように言ってあげることをオススメします。 

高齢の方が感染しやすく亡くなることも多い重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ですが、若い方も絶対に大丈夫とは言い切れないと思います。 

まずはマダニに噛まれないように予防するための服装をしっかり覚えておきましょう! 


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マダニの予防で大切なのは服装!虫よけスプレーも併用

マダニは日本に約50種類いて、冬でも活動しているものがいるので1年中注意した方が無難です。 

最もマダニの活動が活発になるのは春~夏で、ちょうどレジャーシーズンで薄着になる時期なんですよね。 

夏に山や川にキャンプに行ったりするとつい暑さで薄着になりがちですがちょっと待った! 


特に草むらに入って虫取りをしたりする場合には薄着はNGです!


マダニ予防の服装

引用:国立感染症研究所 


こちらの画像のように草むらに入ったり農作業や庭の手入れなどを行う際は長袖、長ズボン、靴や長靴が基本です。 

そして「首」と付く部分もしっかり守ることを覚えておきましょう! 

マダニは首周り、手首、足首の服のすき間から侵入してくるからです。 


首にタオルを巻いたり手袋を付け服は中にしまう、靴下や長靴の中にズボンも入れ込むことでマダニの侵入が防げます。 


またいくら薄着の状態で虫よけスプレーを吹いてもマダニは防げないので要注意! 

あくまで服装は長袖、長ズボン、そこに服の上から虫よけスプレーをかけておきます。

虫よけスプレーはマダニが付着するのを減らす程度と思ってください。 


マダニに効果のある虫よけスプレーは「ディート」か「イカリジン」が入っているものを使って下さいね! 

小さな子供さんには使えない場合があるので表示をよく確認しましょう。 


そして外から帰ったらまず服にマダニが付いていないかチェックします。 

さらにお風呂などで体にマダニが付いていないかもチェックしましょう。 


マダニに噛まれていた場合の正しい対処法はこちらの記事に詳しく書いています!
>>>マダニに噛まれたら慌てて取らないのが大切!正しい取り方と処置方法


まとめ

せっかく楽しいレジャーや生きがいの農作業でマダニに噛まれたら台無しですよね。 

やっぱりTPOに合わせた服装って重要なんだなと思います。 

女子はキャンプとかバーベキューなんかがあるとオシャレしたいとは思うけど、手足が出ている服装の時は草むらに近づかないようにしましょう。 

ガチのキャンプの時は長袖、長ズボンの服も用意した方がいいですね。 


では今回のまとめ! 

・マダニに噛まれると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染することがある 

・マダニの予防は服装から!長袖、長ズボン基本で肌を出さない! 

・マダニは山だけじゃなくて畑や田んぼ、庭にもいるから要注意! 



楽しい思い出や日常生活のためにもマダニには注意しましょう! 



マダニに噛まれたら無理やり取らないことが大切!正しい取り方はこちらから!
>>>マダニに噛まれたら慌てて取らないのが大切!正しい取り方と処置方法





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