兵庫県の伊丹市で10歳の男児がヤマカガシに噛まれてしまい一時意識不明にまで陥った事故が発生しました。
7月31日になって噛まれた場所が伊丹市の若松公園ではなく、宝塚市にある宝教寺の参道だったと訂正報道がありました。
私にとってヤマカガシってけっこう身近な蛇で、小さいころは実家のばぁちゃんがよく鎌でヤリあっていたのを覚えています(笑)
今思うとすごいなばぁちゃん・・・。
ばぁちゃんの教えでは毒があるから気をつけろと言われていたので私は毒蛇の認識がありました。
その割にはあまりメジャーな蛇じゃないのかなと不思議に思ったわけです。
ヤマカガシは「山」と付いているから山に多いと思われがちですが、実は意外にもそうではないんですよ!
ヤマカガシの生息地は山だけじゃないことを今回覚えておきましょう。
さらにヤマカガシの特徴を知って噛まれない方法まで紹介します!
親子でしっかり勉強して危ない行動を避けられるようになりましょう(^^)
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ヤマカガシの生息地は意外にも住宅地の側に!
私が子どもの頃からヤマカガシは時々家の近くに出没してました。
私の実家は普通に関東地方のある県なのでどこでも変わらないはずです。
しっかり調べてみるとやはりヤマカガシは住宅地の側に普通にいる蛇であることが分かりましたよ。
・北海道、南西諸島、小笠原諸島以外の日本各地がすべて生息地
・平地や山でも標高の低い場所に生息
・特に水辺や水田地帯、湿地周辺などに多い
引用:Wikipedia
ヤマカガシはカエルやおたまじゃくしなどを好んで食べるため田んぼの周辺は特に注意です。
私の家の近くでも水が溜まっている側溝で見かけることが多かったですね。
あとはジメジメしている茂みの中とか。
意外に見えないところに水が溜まっている所があるので、やたら茂みに入るのは止めた方がいいと思います。
そういう所におたまじゃくしとか繁殖してたりするからね!ヤマカガシも食べに来ていたのかもしれません。
今回の伊丹市のケースでは公園にいたとのことです。
噛まれた場所は伊丹市の若松公園ではなく、宝塚市にある宝教寺の参道です。
ヤマカガシはそのくらい身近にいる蛇で、しかも毒蛇である認識はしっかり持っておくべきですね。
ヤマカガシの特徴は赤い斑点模様と首の黄色いバンド?
ヤマカガシは年齢や生息地によって模様が違う場合もあることをまず覚えておいてください。
それでも一般的な模様の特徴があるのでご紹介しますね!
「ヤマカガシには毒はない」と聞かされていた世代の方もいるのでは…?https://t.co/bzGmclsd0P
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2017年7月30日
この写真のようにヤマカガシは体に赤い斑点模様があるのが特徴の1つです。
また首に黄色のバンド(太い帯状の黄色い部分)も特徴です。
この模様のヤマカガシに遭遇した場合はすぐに分かるはずです。
かなり派手なので。
一説によると東日本はこの派手なタイプが多いとも言われています。
ただし先ほども言ったように、全部のヤマカガシがこの模様では無いのでそこは注意ですね!
マムシよりも強い毒をもつヤマカガシを捕まえてリュックサックにいれて持って帰る10歳男児強すぎないか。 pic.twitter.com/kUslSPmTaY
— 081 (@opaiti) 2017年7月30日
伊丹の男児を噛んだ蛇はヤマカガシと見られますがほぼ黒い色の個体ですね。
近畿地方ではこのような色のヤマカガシが多く見られるそうです。
ヤマカガシ、去年なんか全然見なかったが今年はよく見るなぁ pic.twitter.com/chwMsT7i9z
— Minaetty 超栃木県民3 (@MinaettyM_S) 2017年7月20日
こちらの個体は赤の模様が見られないタイプですね。
ヤマカガシはその辺にいる蛇です(^^;)一応死亡例のある毒ヘビですが基本噛まないです!
唐揚げとネギ塩炒めでしたが生臭くなく、香ばしくて美味しかったです! pic.twitter.com/gY33Sscz92— オサムシ(飯テロリスト) (@sywatermelon1) 2017年7月18日
このように赤い模様が薄めのものもいます。
ツイッター主さんはヤマカガシ食べたみたいですね・・・。
地元に長く住んでいる人はその地域のヤマカガシの模様の特徴を知っている可能性もあるので、その辺は地域で情報共有するといいのかもしれません。
地域に詳しい人は必ずいますからね(^^)
ヤマカガシに噛まれない方法!実はおとなしい蛇
ヤマカガシの毒はハブよりも強いと言われますが、実はヤマカガシは何もしなければめったに噛み付いてくることはありません。
今回の伊丹のケースではもしかしたら驚かせてしまったのかもしれませんね。
ですから追いかけたりいじったりしなければ大丈夫。
むやみに怖がる必要はありません。
子供さんには「蛇を見かけてもやっつけようとしたりしない」ことをしっかり伝えましょう!
また稀に毒液を飛ばしてくることがあります。
やはりヤマカガシに関わらず蛇を見かけたらむやみに触らないことが噛まれない1番の方法です。
万が一噛まれた場合は、
・吸引機で毒を吸い出す(口で吸いだす場合は傷が無いかどうか必ず確認、口もすすぐこと)
・なるべく走ったり体を動かさずにすぐに病院へ
まとめ
私はばぁちゃんに良い事をおしえてもらっていたな~と思いましたね。
まれにヤマカガシが毒蛇だということを知らない世代(おじさんとかでも)もいるみたいなので、家族みんなで情報を共有するようにした方がいいですね!
では今回のまとめです!
・ヤマカガシは住宅地の側にもいる身近な毒蛇!
・模様の特徴は地域や個体によって差がある!
・むやみに触らなければおとなしい蛇なのであまり過剰に心配しなくてOK!
それにしてもヤマカガシと鎌でヤリあってたばぁちゃん、最強かよ・・・。
皆さんは絶対に真似しないようにしてくださいね!
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