テレビ東京の人気企画番組「池の水ぜんぶ抜く」シリーズの姉妹企画として東京湾を調査する番組が放送されました。
この番組で新発見や激レア生物がたくさん捕獲され話題となっています。
私が注目したのはヨロイザメ!
サメというとシュッとしてて背びれが大きい画像が頭に浮かぶけれど、このヨロイザメのビジュアルは何とも奇妙。
目がね、超怖いんですよ!
今回はこのヨロイザメの生態や画像を紹介したいと思います。
また食べると美味しいらしいのでそれについても調べてみましたよ♪
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ヨロイザメは目が怖い!驚きのビジュアル画像まとめ
テレビ東京:東京湾で初確認の珍魚「ヨロイザメ」を捕獲 17日放送 https://t.co/9zcHYDBg13 pic.twitter.com/Eo0dDGR0Hg
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) 2017年9月17日
【上の画像が捕獲されたヨロイザメ!色は黒っぽくて背びれも小さいですね】
ヨロイザメは世界中によくいるサメで普段は水深200~600メートルの深海に住んでいるサメです。
特徴は背びれの小さい細長い体、短くて丸い頭に大きな目ですね。
サメって言うとイメージするのはジョーズみたいな流線型の体に大きな背びれですよね。
おおよそサメとは思えないようなビジュアルなのがヨロイザメです。
特に私が思ったのは目が怖い!
まん丸の大きな目は見る角度や場所によって緑や青に見えたりとかなりギラギラしてますね。
でもイチオシはやはりヨロイザメです?泳いでる動画が全然見つかりません。しくしく。 pic.twitter.com/O9BNmgUFlD
— チるゆイ??カオルLOVE?? (@ayui_chiru14) 2017年6月6日
ヨロイザメ pic.twitter.com/3ftAD84Aj8
— 磐南水圏生物同好会 (@suiken16) 2017年5月21日
昨日観たテレビのヨロイザメのおめめがとても可愛かったの。きれい。 pic.twitter.com/54CitTOIAV
— かえでこ (@kaedeko) 2017年3月20日
なお、ヨロイザメ氏のご尊顔 pic.twitter.com/LhAAuIlpIJ
— まつさと@とおとび(狙撃教徒) (@Yuanfeis) 2017年2月6日
見る人によってはこのまん丸お目々が可愛いという方ももちろんいます。
最初に見た写真によるかも(笑)
私が初めて見たヨロイザメの写真はかなり怖かったんですよw
1番下のヨロイザメの目はちょっと笑っちゃいますね。
なんか眠すぎて今にも寝落ちしそうな時の顔みたい(笑)
そう思うと愛嬌があるように思えてきましたわ。
ヨロイザメ?海岸に落ちてた?? pic.twitter.com/Hv9gYYFDMB
— misaki (@nkmr_nk) 2017年5月20日
こう見ると歯もけっこう怖いですね。
噛む力がとても強くてイカやタコ、カニも余裕で食べることができる深海の強者なんですよ。
ところでなぜヨロイザメの目はあんなに大きいのかなと思いますよね。
調べてみたんですがあまり詳しく分かっていないようです。
私の推測ですが深海生物の目って光が少ないところで生きていくために大きくなるか、無くして感覚を発達させるかどちらかに分かれますよね。
ヨロイザメの場合は少ない光をよりたくさん利用できるように大きくなったタイプなんじゃないかなって思います。
そう考えると自然かなと。
東京湾で捕獲されたのは2例目だし、ヨロイザメは水揚げされるとすぐに死んでしまうので生きた個体の研究はあまり進んでいないようです。
しかもヨロイザメの肝臓は大きく良質の肝油(スクワレン)が取れることで乱獲されていた歴史があります。
ヨロイザメの解体ショーやってました!
中でも驚いたのが肝臓の大きさ。体の4分の1を占めるらしい…。デカい( ̄▽ ̄;) pic.twitter.com/LqymMF5vQX— ゆうま (@fishmania_yuma) 2017年7月30日
現在は準絶滅危惧にも指定されていて希少な生物になりつつあるんですね。
日本では漁獲は制限されていないですが他の魚を狙った底引き網漁にかかることが多いです。
ですから漁場の近くの地域ではヨロイザメを食べているみたいです。
なんでもヨロイザメ、美味しいらしいんですよ!
ヨロイザメは食べると美味しい!?どんな料理で食べるの?
子供のころ母とスーパーに買い物に行くとたまにサメの切り身が売ってて、食べた~ぃって言ったら「臭いからダメっ」って言われたことがありました。
そう、サメやエイなどってよくアンモニア臭がするって言われるんですよね。
サメの身には尿素が大量に含まれていて、死ぬとそれが微生物によってアンモニアに分解されるのが原因です。
だから塩水処理をして臭みを抜いたり柑橘果汁の酸性によって中和したりします。
(アンモニアはアルカリ性なので酸性で中和されるらしいです)
でもね!ヨロイザメは臭みも無くとっても美味しいんだそうです。
だからお刺身で食べることもできちゃう♪
ヨロイザメさんのお刺身 pic.twitter.com/NBqQ8ew5Tv
— ざくろ (@zakuro_77) 2017年7月23日
身はちょっと筋肉質でモチモチした食感でクセもなくサッパリした美味しさらしい。
ただ旨みはあまり無いみたい。
何切れか食べているとじんわり旨みを感じるらしいよ!
ヨロイザメを食べるならオススメはフライ!
横須賀カレーフェス2017にて「深海鮫カレー」。
カレーライスに深海に住むというヨロイザメを大ぶりにカット、カリカリに揚げて添えてある一品。
鮫だというのに身に硬さも臭みもなく、カリカリの衣を越えるとむしろホクホクで甘みのある身が!
カレーも甘口でフライに合う??#揚げ物研究会 pic.twitter.com/3PikSzaIgZ— kemusinfo (@kemusiP) 2017年6月6日
白身魚のフライは身がボソボソしてるやつもあるけど、ヨロイザメのフライはしっとりなんだとか。
身がしっかりモチモチなので揚げると一瞬鶏肉!?って思っちゃうほどきめ細かい身質だそうです。
すっごく美味しそうですね♪
フライ以外でも少し水分を抜いて一夜干しにしたり煮付けにしても美味しく食べられます。
味噌漬けもカジキの味噌漬けに似ていて美味しいみたい。
もし漁港に行く機会があって偶然ヨロイザメを食べられることがあったらぜひチャレンジしたいですね!
めったに無さそうだけど(笑)
関東より南の地域で揚がることが多いので機会があれば食べてみてください!
まとめ
ヨロイザメ目が大きくて怖いサメでした!
でもけっこう人気者みたいで絵の得意な方は擬人化したり可愛く書いてたりしますので探してみてください。
なじみの無いサメだけど親近感がわきますよね。
では今回のまとめです。
・ヨロイザメは深海に住んでいる
・サメっぽくない細長い体、小さな背びれ、丸い頭、大きな目が特徴
・身はアンモニア臭が無く食べると美味しい!
・特にフライがオススメ!
ヨロイザメ、見た目は怖いけど美味しいならぜひとも食べてみたいです。
食い意地だけはある私(笑)