郵便を出したいけど82円で送れるのはどのくらいまでなの?って迷いますよね。
郵便物の重さを量ってみればいいことなんだけど家に秤が無かったりも。
しかも今の時代郵便で何かを送ることって本当にたまにしかないし、料金も変わったりしているので分からなくなりがちです。
また今の時代に郵便物を送る時は公的なことの場合が多くないですか?
だから間違えられないプレッシャー!
秤が無くてもだいたいの目安が分かると便利!ってことで今回は封筒を送る時に1番安い82円ではA4何枚まで送れるのか調べてまとめました。
送れる枚数を実際に量って調べたのでぜひ参考にしてください。
また重さを超えて料金が足りなくなったらどうなるのかなど役立つ情報もありますよ(^^)
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郵便82円で送れる重さは何グラムまで?
郵便局の料金表ページで調べてみると、
・定型郵便物
25g以内:82円
50g以内:92円
※厚さ1cm以内
となっており、82円で送れるのは重さ25グラム以内となっています。
この25グラムとは封筒と中身の紙、切手を合わせて25グラムということですので間違えないようにしましょう。
1つ気になるワード、「定型郵便物」ってありますよね。
上記の重さと値段で送れるのは「定型郵便物」に限られるという点にも注意です。
定型郵便物とは?
郵便で送れるものにはいろいろありますが、いわゆる封筒の形のものは「定型」と「定型外」に大きく分かれています。
これは封筒の大きさのことなので、自分が使おうとしている封筒がどちらに当てはまるのかも確認が必要です。
定型に当てはまる大きさで一般的に使われるのは以下の3種類が多いです。
・長形3号(長3):A4用紙が三つ折で入る大きさ
・長形4号(長4)
・長形5号(長5)
外袋にサイズが書いてあるので確認して購入してくださいね!
ちなみに履歴書などを折らずにいれるような大きい角型の封筒は定形外に当たります。
【角型2号 履歴書二つ折りと職務経歴書(A4)を折らずに入れられるサイズ】
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このような大きな角型封筒は25グラム以内であっても82円では送ることができません。
1番安い料金でも120円になるので気をつけましょう!
82円で送れる25グラムってA4何枚まで?
ところで25グラムと言っても秤が無かったりしたら82円で足りるかどうか不安なまま出さないといけなくなっちゃいます。
郵便局の窓口で出せばしっかり量ってもらえますが、郵便局の営業時間に行くのは働いていたり学校に行っていると難しいですよね。
確実にこの枚数の中身ならいける!っていうのが分かっていれば便利なのに~ということで実際に封筒とA4の紙の重さを量ってみました。
それをまとめたのがこちらの表です。
長形3号(A4用紙が三つ折で入る一般的な大きさの封筒) | 5~6グラム |
A4コピー用紙 | 1枚約4グラム |
切手1枚 | 1グラム未満 |
私が量った長形3号の封筒はやや厚手の紙の透けないものだったので少し重めだと思います。
クラフト紙(茶色のもの)製の薄い封筒なら約5グラム程度と思われます。
これを基準に計算すると・・・
長形3号(厚手の透けないもの)の場合:A4用紙4枚まで
長形3号(クラフト紙の薄いもの)の場合:A4用紙5枚まで
確実に82円で送りたいのであればA4用紙3枚までにしたほうが良さそうですね。
4枚だと封筒の作りによってはギリギリ超えてしまう恐れがありますよ。
(透けない二重のものなど)
また雨の日で郵便物が濡れたり、湿気が含まれている場合も重さ超過とみなされてしまうようです。
そのためギリギリはおすすめしません。
あと10円プラスして92円の切手なら余裕を持って送れます。
A4用紙が4~5枚になるなら92円切手にすることをおすすめします。
逆に便箋で2~3枚ほどの手紙なら心配しないで82円で送ることはできますよ。
なんでこんなに重さを語るのかと言うと、郵便局の重さ判定が私たちが思うよりもしっかり行われているからなんです。
重さってそんなにキッチリしなきゃいけないものなの?
「25グラム以内となっているけどちょっとの重さなら超えてもOKなんじゃない?」
って思いますよね。
ちょっと超えただけならおまけしてくれそうですが、実はそういうわけにいかないと思ってください。
郵便局では郵便物を仕分けする際に機械に通していますがその時に重さも量っているからです。
稀に「重さの超過が分かっている郵便物を出して何も無く届いた」というネットの書き込みも見かけますが、そこまでしてイチかバチかにかけるのは得策ではありません。
その理由は送った相手に迷惑がかかるから。
自分の所に郵便物が戻ってきて自分だけの失敗で済まないからです。
もし重さを超えてしまったら郵便物はどうなる?
規定の重さを超えてしまった郵便物は「料金不足」とされます。
そうなった場合は以下の3つの方法がとられることになります。
料金不足の郵便物の場合下記の方法がとられます。
1)受取人に届く前に差出人に返送される
2)受取人に届いて不足額を支払う
3)受取人が不在だったり、支払いを拒否したりすると差出人に返送される返送されると肝心の用件が伝わらないことになりますし、受取人に不足料金を払わせるのは少額とはいえ失礼にあたることでしょう。
特に慣れない速達や定型外の手紙を出す場合は、事業所の郵便窓口へお持ちいただくのが確実です。
引用:手紙にまつわるQ&A:日本郵便公式ホームページ
差出人=自分に戻ってくればまだ出し直すこともできます。
しかし自分の住所や名前を書いていなかったり、料金不足が自分の集配郵便局以外の場所で明らかになった時はそのまま相手に配達されます。
例えば自宅からは遠い会社の近くのポストから出した場合などですね。
そうなると相手が不足分の料金を支払って受け取ることになるんです!
今の時代、封筒で郵便物を出すのは公式の改まった事柄の場合が多いですから、受け取りの相手に不足料金を払わせることは失礼にあたることも多いはずです。
場合によっては仕事の得意先だったり、就職先だったりするかも。
恥ずかしいだけでなく人としての常識を疑われかねないですよね。
しかもそれがたったの10~20円のことで!(普通郵便の場合)
改まった郵便物の場合は「少しぐらい重くても大丈夫だろう」という考えはやめて、多めの金額の切手を貼るか郵便局の窓口で重さを量ってもらうことをおすすめします。
忙しくて郵便局に行けないし、重さに自信がない場合は多めに切手を貼りましょう。
ちなみに料金不足で自分の所に郵便物が戻ってきた場合は不足分を足すだけではダメです。
1度消印や料金不足のハンコが押されたものは使えないんです。
改めて必要な料金分の切手を貼り直して送ってくださいね。
82円切手と92円切手はコンビニで買える
82円切手や92円切手は郵便局だけでなくコンビニでも買うことができます。
レジでお店の人に「切手ください」と言えばOKです。
封筒を郵送するのが80円から82円に値上がりしたのは2014年のことなので、家に「80円切手ならある!」という方もいるかもしれません。
そういう場合も1円、2円の小額切手を買えるので80円切手と2円切手を貼れば問題なく使えますよ!
今回のまとめ
実は封筒で郵便を送る場合の重さは最近私が困って調べたことからこのようにまとめてみました。
私の場合も公的な文書を送る予定だったので先方に迷惑をかけられないため、最終的には郵便局の窓口で量ってもらって出しました。
1番損することなく料金を払うなら窓口から出すのが確実ですね。
窓口に行く時間がない場合で重さがギリギリになりそうなら1段階多めの料金にするのが確実です。
戻ってきてしまったら最初に貼った切手も使えなくなりますし、結局損しちゃいますからね。
最後に今回のまとめです。
・82円で送れるのは「定型郵便」で25g以内
・82円で確実に送れるのはA4用紙3枚まで!
・A4用紙4枚は封筒の重さによってギリギリになる恐れあり
・ギリギリの重さは受け取り相手に迷惑をかけることがある